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President's Blog

2023年10月18日

恩返しをする歳になり

カテゴリー:メッセージ

高校時代のテニス部の同窓会の実行委員をやって欲しいと、会社まで先輩が訪ねてきた。

テニス部顧問の恩師【叔】が、もう、86歳になり、健康面で不安も抱えており、高校時代の6年間くらいの先輩後輩を集めて忘年会をやる計画を立ててくれという依頼だ。

有難い、頭が下がる、なんて素敵な先輩なんだ!
弊社専務と私は、高校テニス部時代からの付き合いで、専務は当時のキャプテンである
私は副キャプテン【裏から指示出す影のキャプテン】であった

今思えば、本当に生意気な高校生だったなぁ、、
と、、、時々は思い返すことがある
我々のテニス部は、元旦以外に休みはなく、全国制覇を目指すチームであった
朝練、放課後の部活、私は帰宅後もサーブの練習をする壁を自宅に用意され、勉強などする暇も与えられず、寝るか【授業中も睡眠時間となる】テニスをするかの3年間であった。
夏休みなどの、長期休暇は最高14枚の下着を持ち試合三昧の遠征に出掛けていた

先輩も後輩も皆、そうであった
そういう気の狂った部活動であった。
だから、当時は我々は大人を恨んでいた、、、
何でここまでテニスやらせるんだ!!!
勝つためだけにしごかれる日々、、大嫌いだった
殴られたり蹴られたり、走らされたり、、、
でも、伝統もある、皆我慢している、県下敵無しの1位の立場を放り出すわけにはいかない、その子供ながらの責任感で、どうにかそれなりの成績をあげ、乗り越えて来たのだが、
自分自身50も超えて今思うのは、本当に教師であるだけで普通の公務員であったのに、時間とお金と労力をこの子供達に私財を投げ打って対峙してくれた教師、コーチの熱意に心からの感謝しかない。

やっと大人になった自分たちで、しごかれた恩返しをする計画を専務や先輩とこれから立てる
楽しみだ。
先輩、お話をくださり、有難うございます。
金木犀の香りが爽やかな秋、気分を上げてくれる

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