こんにちは。富士宮店 松岡です。
まだまだ日中は暑いですが、だいぶ朝と夜の気温が低くなり過ごしやすくなりましたね。
冬になると寒くて動けなくなる前に今動き始めてる方も多いは!?
ペールノエルでもダイエット目的でご来店されてる方多々います。
施術に来ない間、自分での過ごし方や食生活等どうすればいいのかよく聞かれる事多いです。
そこで今日はダイエットにも関わる『代謝』が多く関わっている肝臓についてお教え致します。
知らなかった…という方も多いはず!私も知らない事ありました。是非参考にして頂ければと思います。
実は肝臓は、アルコールなどの分解のほかに、糖や脂肪を代謝する働きがあります。肝臓の健康を保つことで、代謝の低下を防ぐことができます。
まず、ダイエットに大事な基礎代謝とは、安静にしていても使用されるエネルギーのこと。
以前は、基礎代謝の約40%が筋肉によって消費されると言われていましたが、実は筋肉は18%程度で、肝臓が最も消費量が多くなっているんです。
肝臓というと、アルコールの分解に関わる臓器というイメージが強いですが、実は基礎代謝にも大きく関わってます。
肝臓の主な3つの働き
解毒
アルコールや薬物など体にとって有害な物質は肝臓で分解され、体に悪影響が無いように無毒化されます。
胆汁の生成と分泌
古い赤血球やコレステロールから胆汁を生成します。胆汁は十二指腸に流し込まれ、脂肪の消化吸収をサポートしたり、肝臓でつくられた老廃物を排泄します。
代謝
体に取り込まれた糖や脂肪は、主に肝臓で代謝されています。そのほか、細胞膜に存在する物質や血液を凝固させる物質、ホルモンや神経伝達物質の素材など、多くの物質が肝臓で代謝されています。
ダイエットに大切な代謝を落とさないためには、肝機能を正常に保つことが大切なんです。
ここからは、肝機能をアップさせるためにどうすればいいのかお教え致します。
(1)お酒を飲みすぎない
もともと日本人は欧米人に比べて肝臓が小さく、肝機能障害を起こしやすい体質。また日本人の約4割の人は遺伝的にアルコールを分解する酵素が不足しており、度数の強いお酒は肝臓への負担が大きいのです。
(2)規則正しい食事をする
肝臓への負担を減らすには、過剰な栄養や老廃物を減らすことが大切です。
食事中はよく噛み、腹八分目の量にすることで栄養の摂り過ぎを減らすことができます。
(3)良質なタンパク質を摂る
肝蔵の主な原材料は、タンパク質。肝臓が弱るとタンパク質の消費が増え、体内のタンパク質の生産が減ってしまいます。
なので、肝臓を元気に保つには、良質なタンパク質を摂るのがベスト。オススメは大豆です。
(4)便秘を予防する
便秘とは腸内細菌のバランスが崩れ、悪玉菌が多い状態のこと。
便秘状態になると腸内で有害物質が発生し、それを解毒する肝蔵の負担が増えてしまいます。
(5)油脂・糖質・果物・塩分をとり過ぎない
一番の基本はバランスの良い食事。動物性の油や糖質を含む食品は、肝臓に余分な脂肪を溜め、肝機能を衰えさせていきます。
その他、塩分の多い食事は体内に水を溜め、肝硬変などの病状を悪化させてしまいます。
(6)適度な運動をする
運動不足による過剰な栄養の蓄積は、肝臓に負担をかけます。また運動不足で筋肉を動かさないと体内の血液の循環が悪くなり、
汚れた血液が体に溜まり続けることに。その結果、それを解毒する肝蔵に負担がかかります。
しかし、適度な運動をすることによって、筋肉や脂肪の代謝を改善し血流がスムーズになり、余分な中性脂肪を減らしてくれるのです。
(7)睡眠不足や夜更しを避ける
肝蔵を巡る血液の量は、立っているより寝ている方が約1.7倍アップし、血流量が増加すると肝臓への栄養や酸素の供給も増え、
肝機能もアップします。夜型は自律神経のバランスを崩し肝蔵に悪影響を与えるためNG。
(8)ストレスを溜めない
ストレスが多い環境では交感神経が興奮し、内蔵の血流量が減ってしまいます。血液は肝臓も巡るため、ストレスが肝機能の低下の直接的な原因になります。
ストレスを溜めないことが肝機能改善にも重要です。
(9)薬を常用しない
薬の中には交感神経を興奮させる作用があるものが多く、肝臓に負担となるものもあります。
(10)禁煙する
煙草は、血液中の一酸化炭素を増加させます。一酸化炭素は血液中の酸素の運搬の邪魔をするため、
肝臓へ向かう酸素が不足し肝機能が低下してしまいます。
いかがでしたか!?
一見、どれも当たり前のことのように思えますが、実際には出来てないことの方が多いものもあるんじゃないでしょうか。
今一度、自分の生活を見直してみて、出来ることから始めて、代謝をアップさせましょう~!