ウチは入社して1年間は数ヶ月ごとに、座学の研修がある
会社の成り立ちや、創業者の私のその時の思いを共有したり、お客様に入客する様になった頃のエステティシャンの在り方や、接客態度を研修して行ったりする
ちょうど半年くらい経過した頃、契約をいただいている先輩の姿を日々横で見ることが増え、自分自身も少し売上が上がるようになり仕事に慣れてきた頃は、金銭感覚を忘れない研修を行う
お客様と先輩は、意図も簡単に20万円の契約書を取り交わす
その姿を横目で見ていると、ここは普通にそういう金額が飛び交う所なんだ。。と、思ってしまいがちだが、これは日常的な普通の事で、簡単なことなどではないということを教育していく。
『最近、あなた自身が買った20万円以上のモノを教えてください』
と、私が1年生に問いかける
すると、『あっ、最近は、そういう高価なモノを買ったことがありません』とほとんど皆そのように答える。
なので、私が
『では、最近でなくとも良いので、今までのあなたの人生で20万円以上で購入したモノを教えてください』と尋ね直す
『。。。車かなぁ、、、』
『。。。思い浮かびません、、ありません、、、』
と、ほとんどのスタッフが言う
【キャンプ用品に34万かかりました!】と元気に言った子のことは忘れないが、、(笑)
『では、自腹で20万円払って、うちでエステを契約してください』と言われたら、どうですか?高いですか?安いですか?やりますか?
『凄くドキッとしました!やりたいけど、とても即決では決められません』その様な感じの反応の子がほとんどである。
未来の自分を他人に預け、20万円支払うと言うことが、どれだけ思い切って信頼をして、お支払いしていただいているかと言うことを自分に置き換えて考えさせるのだ
お客様の貴重な20万円を我が身に置いて考えられるスタッフにしなければ、本当の責任感は培われない
さて、来月からまた数名研修生が入る
心の教育をしっかりしていこう