文字に残しておく事は大事だなぁとつくづく感じた
94歳で他界した、祖母繁子が88歳位の時に、私への思い出を讃歌にして書き残してくれていた紙と、
90歳の時に当時4歳の私の娘に宛てたお手紙が出てきた
祖母は、小学校教諭を終えた後、書道教室を地域の子供達に向け開いていた
なので、字が上手い!
幼い頃、私が住んでいた家の2軒隣の家で、祖父が亡くなってから最後まで28年間ひとり暮らしをしていた
祖母が亡くなってから今年でもう20年も経った
それなのに、その人の書いた文字が今ここにある
デジタル化が進む中、その人の書いた文字で残された言葉は、とでも鮮やかで、
このお手紙を見つけたときには娘も私も胸が熱くなり、優しくて温かいモノが身体いっぱいに広がった
その後、私の母を呼び、この手紙を見せた
『永遠に生き続ける文字を残そうよ!何かお手紙を私達に書いておいてね』とお願いをした
このお手紙は絶対に永遠に持っていようね!と娘と決めて大事に保管した
文字は生きているんだね
生き続けて行くんだね
とても大切に育てて貰った証は、人を強く優しくしてくれる