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Staff Blog

2017年12月5日

ブルーライトの影響

カテゴリー:スタッフブログ

こんにちは。ペールノエル富士宮店 松岡です。

 

紫外線が肌に悪いというのは、皆さんもご存知の通り。さらに最近では、人工的な光であるブルーライトも肌のエイジングを加速させると言われているのもご存知でしょうか?!

 

今の現代社会でブルーライトを浴びていない方なんてほぼいないと思われる世の中。

パソコンやスマホなんて1人1台の時代ですものね。そのほかにも液晶テレビ、ゲーム機なども発生しております。

 

「そもそもブルーライトってなに?」いう人も多いと思いますので簡単にご説明致します。

ブルーライトとは、可視光線(電磁波のうち、人の目に見える波長のもの。いわゆる光)のなかでも、紫外線に次ぐ強いエネルギーを持つ波長の短い青色の光のことを言います。

 

角膜や水晶体で吸収されずに、網膜まで到達するほどのエネルギーを持っているため、目の疲れや痛みといった直接的なダメージを与えるそうです。

実際、人口の光の青、赤、緑、赤外線と4種類の光をマウスに浴びさせ、その後血液検査をしたところ、青色の光を浴びたマウスだけ血中の活性酸素が発生していたことが実験結果で現れたようです。つまり、ブルーライトを浴びることによって皮膚への老化も直結してくるのではないかと思われます。

 

先ほども言いましたが、パソコンやスマートフォンなどのLEDディスプレイほか、LED照明にも多く含まれています。いまや、そんな光を浴びる量や時間も増えていて、紫外線よりも防ぐことが難しい存在と言えます。

ちなみに、ブルーライトが多いのは、スマートフォンがダントツ。続いて、ゲーム機、パソコン、液晶テレビだそうです。

なんとなく悪い光とご理解頂ければだいじょうぶです。

 

さて、そのブルーライトを何故とあげたかというと、お肌など美容にも大きく影響するのです。

 

肌荒れ・肌の老化

ブルーライトを浴びると、「メラトニン」という睡眠に深く関係するホルモンの分泌が低下し、体内時計が狂いやすく、自律神経が上手く働かなくなるそう。なので、睡眠の質が悪くなると言われています。睡眠の質が低下すると、血行や肌のターンオーバーが乱れたり、肌荒れや肌の老化に繋がったりするでしょう。

 

色素沈着・シミ

ブルーライトは、直進する性質を持ち、紫外線と同様肌の奥まで入り込み、色素沈着を引き起こすことから、「第3の紫外線」と呼ばれます。約1時間浴びるだけで、色素沈着やシミの原因になると言われています。

 

老化

ブルーライトは、肌を酸化させ、老化の原因となる「活性酸素」の生成を促します。コラーゲンを減少させ、シワやたるみの原因になることも。

 

肥満

スマホやパソコン、テレビを見ながらの食事は、満腹感を得にくく、食べ過ぎの原因にも。また、ブルーライトが原因の睡眠不足で、代謝が下がり、太ってしまうことがあるそうです。

 

その他にも…

自律神経の乱れによる、精神的ストレス 

眼精疲労 

目の下のクマ 

などがあると言われています。

 

 

こんな影響のあるブルーライトなのでなるべく避けたいと思いますが、現代人が完全にブルーライトをカットすることは、不可能に近いと言えます。しかし、少しの心掛けで軽減することは出来ると思います。

 

・ディスプレイの明るさを下げる。ディスプレイの青色光のみの輝度を下げる。

・ディスプレイに表示される文字を大きくして、ディスプレイからの距離をとる。

・ブルーライト対策用の眼鏡を使う。

・ブルーライト対策用の液晶フィルムを使用する。

・寝る前の2、3時間はパソコン・スマートフォンの使用は控える。

・休日はなるべくブルーライトを浴びる環境を避ける。

 

現在のライフスタイルで、スマホやパソコンは生活に欠かせないもの。上手に使えば、短時間で情報収集ができたり、人とコミュニケーションが取りやすくなったりなど、私たちの生活の質を上げてくれる便利なツールです。

 

ただ、ブルーライトが体に与える悪い影響や美容や睡眠の妨げになるという事実は、知っておくことが必要だと思います。ブルーライトの影響をよく知ったうえで、便利に使いながら、できるだけブルーライトから身を守ること、自分に合った対策を行って、上手に付き合っていくことが大切です。

今すぐ実践出来る対策もありますので、さっそく心掛けてみてください!


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